成長戦略の最適化

現地適応

海外進出で差をつける!IRフレームワークを活用したマルチナショナル型戦略のすすめ

IRフレームワークとは? 企業が海外に進出するとき、どの程度本社で「標準化」(国が変わっても製品の規格や機能などを変えない)を進めるか、逆にどの程度現地の市場や文化に合わせて「適応」(その国に合わせて製品の規格や機能などを変える)させるかが大きな経営課題です。I-Rフレームワークは、この「統合(Integration)」と「現地適応(Responsiveness)」のバランスを軸に、国際経営戦略を4つのタイプに整理する考え方です。 なぜ「現地適応」を重視する企業が増えているのか? 海外進出のハードルが下がり、中小企業でも海外市場へ挑戦しやすい環境になりました。このような海外進出において顧客のニーズを掴み、現地事情に合わせた柔軟な対応が求められるケースが増えています。 たとえば、 こちら現地の状況に合わせたローカライズが重要なのは、ご理解いただけるでしょう。 海外顧客への適応を支援する事業も増えている 私は、外国の方の起業や創業の支援をすることもあります。外国人が日本で、「インバウンド観光客に訴求するためのマーケティング支援事業」、「日本の抹茶を海外向けに企画・デザインし販売促進する事業」などの海外顧客向けにローカライズすることを支援する事業を行う外国人の方もいます。 また、現地にいる日本人コーディネーターと連携して、海外の市場調査や販売会社との提携を進めるケースもあります。しかし、これらのローカライズを支援する事業者はピンキリで、酷い現地レポートが送られてくることもあります。海外進出においてこれらの方の協力はとてもありがたいのですが、選定は比較検討しながら慎重に行いたいものです。 「マルチナショナル型」の特徴とメリット I-Rフレームワークの中で「標準化よりも現地適応をより重視」するマルチナショナル型をピックアップして、本記事ではその特徴と利点を整理します。 3-1.特徴 3-2.メリット マルチナショナル型導入に向けたポイント 現地適応を最重要視する方針を取り入れるには、本社と海外拠点の役割分担やコミュニケーション体制を整備することが大切ではありません。 中小企業が「マルチナショナル型」を活かすために 中小企業の場合、大企業に比べて経営資源が限られています。 そのため、現地拠点への集中投資や大幅な分権化はリスクとも背中合わせです。 まとめ I-Rフレームワークを

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取引コスト

O.ウィリアムソンの取引コスト理論で実現するコスト最適化と垂直統合戦略

はじめに 経営者の皆さまは日々、「外注すべきか、それとも自社でまかなうべきか」という悩みに直面していませんか?たとえば、製品の一部を外注してコストを抑えたいけれど、品質や納期のコントロールも気になる。あるいは、外注先との交渉や契約上のリスクが増大している。こうした取引にまつわるコストは、実は企業経営を大きく左右するポイントです。 そこで注目したいのがO.ウィリアムソン(Oliver E. Williamson)が提唱した「取引コスト理論(Transaction Cost Theory)」。本記事では、この理論を経営に落とし込むヒントをわかりやすく解説し、「どのようにコストを最適化し、ビジネスを安定・成長させるか」のヒントをお伝えします。近年、企業戦略の一環として「垂直統合(vertical integration)」が注目されています。製品の開発や製造、流通、販売など、商流(バリューチェーン)の複数段階を一貫して自社で手掛けることで、コストの削減や品質の維持、安定したサプライチェーンの実現もたらす可能性があるためです。 しかし、事業戦略において垂直統合が常に正解となるとは当然限りません。その判断において参考となるのがO.ウィリアムソン(Oliver E. Williamson)による取引コスト理論(transaction cost theory)なのです。 取引コスト理論とは何か? 取引コスト理論とは、企業が市場における外部の企業と取引をする際に生じるさまざまなコストを最小化する視点から、最適な組織構造や内製か外注化などの意思決定を捉える考え方です。 情報収集コスト:取引相手や価格情報を調べるための手間 交渉コスト:契約内容や条件調整にかかる時間や費用 監督・管理コスト:契約後に納期や品質を管理するためのコスト これら「外部とのやり取りで発生するコスト(取引コスト)」が「自社で行うための設備投資や人件費、さらにそれらを管理するコスト(内部管理コスト)」より大きい場合、企業は外注ではなく自社で業務を行う(垂直統合する)ほうが総合的に効率的と判断できます。このような取引コストと内部管理コストに着目して意思決定に役立てるのです。 「関係特殊的資産」が意思決定を左右する 取引コスト理論では、特に「関係特殊的資産(Relationship-specific Asset)」の

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見えざる資産

【見えざる資産とは?】伊丹敬之が提唱する無形資産の重要性と競争優位への活かし方

近年、企業経営の現場で注目されている「見えざる資産」という概念。これは、企業の持つ有形資産(建物・機械設備など)とは異なり、目に見えない無形の資産を指します。近年、企業の競争力は人材や技術力、ノウハウ、ブランド、認知度など、つまり有形資産だけでは測れない部分の影響が大きくなっており、「見えざる資産」の重要性はますます高まっています。本記事では、伊丹敬之氏が提唱する「見えざる資産」をテーマに、その定義や具体例、企業経営における活用方法などを解説します。 1. 見えざる資産とは何か? 経営学者で一橋大学名誉教授の伊丹敬之(いたみ・のりゆき)氏は、経営資源を「ヒト・モノ・カネ・情報」の四つに分類し、このうち情報的経営資源(目に見えない資源)を「見えざる資産」と呼びました。具体的には、以下のようなものが挙げられます。 有形の資産(設備や建物など)が視覚的に把握しやすいのに対し、「見えざる資産」は目に見えないため、一見すると評価や管理が難しく感じられるかもしれません。しかし、企業の競争優位を生み出す重要な源泉となるため、経営上の注目度が高い要素でもあります。 見えざる資産と、似たような意味を持つ言葉としては、「知的資産」や「知的財産」があります。「知的資産」は、「知的財産」とほぼ同義であるといってよく、目に見えない無形資産を広範に含む概念です。一方で、「知的財産」の方は、広義には「見えざる資産」や「知的資産」とほぼ同じ意味合いで使用されることがありますが、「知的財産」は狭義には「特許権」や「商標権」などの知的財産権という法的に保護された権利を意味します。 2. 見えざる資産がもたらす競争優位の例 「見えざる資産」は無形で模倣が困難な場合が多く、競合他社との差別化を生み出す原動力となります。例えば、以下のような強みを生み出せるのです。 3. 見えざる資産の特徴:多重利用が可能 「見えざる資産」は、有形資産と比較して同時多重利用がしやすいという強みがあります。例えば、ブランドのイメージを確立すると、別の製品ジャンルやサービス領域にもブランド力を転用できます。また、技術やノウハウなどの知見は、同じ組織内の複数部門で共有することで、企業全体のレベルアップにつながります。 4. 中小企業にこそ見えざる資産の活用が重要 大企業だけでなく、中小企業にとっても「見えざる資産」は大きな武器に

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ECモール依存から脱却!自社ECサイトで売上拡大するための集客・商品ページ改善・SEO戦略ガイド

ECモール依存から脱却!自社ECサイトで売上拡大するための集客・商品ページ改善・SEO戦略ガイド

これまでECモールに出店していた事業者が、その支払手数料の高さなどを理由に自社ECサイトを強化したいという相談を多く受けます。自社ECサイトで売上を拡大するためには、「お店に顧客を呼びこむこと」が重要な鍵になります。 本記事では、ECモールと自社ECサイトの違いを整理しつつ、集客数アップを中心に、加えて商品ページ改善、顧客ニーズ分析、そして具体的なキーワード選定について解説します。 目次 1.ECモールと自社ECサイトの違い 楽天をはじめとするECモールでは、そろそろ購入可能なユーザーが商品を探しており、例えば楽天では独自のキャンペーンや広告などで比較的容易に集客が可能です。一方で、出店コストや顧客データ取得の課題、顧客管理の難しさが課題となります。 対して自社ECサイトは、自力でのゼロからの集客が必要です。SEO対策、リスティング広告、SNS、メールマーケティングなど多岐にわたる集客活動が求められますが、顧客を獲得できれば、利益率のよいビジネスが展開でき、加えて顧客管理を適切に行うことができれば、長期的に強固な顧客リストやブランドを養える点が、自社ECサイト最大の強みです。 2. 売上増加の基本方程式 ECサイトの売上は、売上高 = 集客数 × 購買率 × 客数で表すことができます。 楽天などのECモールに先に出店しており、そこで販売実績がある場合、購入率や客単価には一定の裏付けがあると考えられます。そのため、自社ECサイトでの課題はまず「集客数の増加」を重視すべきでしょう。 3. 集客数アップのための具体的な手法 (1) SEO対策SEO対策は、検索エンジン上の表示順位を改善する継続的な取り組みです。キーワード選定、質の高いコンテンツ制作、サイト構造の最適化、モバイル対応、被リンクの獲得など多面的なアプローチが求められます。 (2) コンテンツマーケティング顧客に有益な情報(商品活用術、ライフスタイル提案、トレンド情報など)を発信し、価値を提供する顧客と洞察関係を構築します。自然拡散され、安定的な流入につながります。品質の良いコンテンツを数多く掲載することは、SEO対策上とても有用です。 (3) 検索連動型広告(リスティング)顧客が入力したキーワードに連動する広告を表示する手法です。ニーズが顕在化している顧客に対して、直接商品を訴えられます。効率的なリスティン

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組織文化

中小企業で従業員の主体性や当事者意識を育む鍵は「組織文化」──エドガー・シャインの3層モデルで深層を探る

はじめに 中小企業支援の現場において、従業員に関する悩みを聞くことがあります。従業員にもっと考えて仕事してほしい、言われたことだけではなく主体的に行動してほしい、など従業員の主体性に関する経営者や管理職の要望を耳にします。それらを、研修や、1on1の導入で対応しようとするケースもありますが、効果の実感が見られず、いつしか取り組み自体が弱火になっている場合があります。従業員の当事者意識が高い企業、エンゲージメントが高い企業、そういった企業にしたいと考え、様々な人事施策や組織開発、人的資源管理のためのソフトウェアの導入・活用などを検討している経営者や人事担当者の方もいますが、決して抜かしてほしくない視点が「組織文化」です。組織文化によっては、そもそも当事者意識を高くするのは難しいかもしれません。 組織文化の深層構造を理解する 組織文化と聞くと、「企業らしさ」「社風」といった言葉がまず思い浮かぶかも知れませんが、組織文化はもう少し深い構造を持っています。ここで参考にしたいのが、組織文化研究の大家であるエドガー・シャイン(Edgar H. Schein)によるフレームワークです。シャインは、組織文化を大きく3つの層に分けて理解するモデルを提案しました。 組織文化の3つの層 1. 人工物(Artifacts) 組織文化の一番外側の層が「人工物」です。これは、オフィスの掲示物、レイアウト、制服、組織構造といった「目に見えるもの」です。例えば、経営者がしきりに「社員間の創意工夫が会社の価値を生む」と言い、行動指針として社内掲示板に大きく張り出していることがあれば、それは人工物として外部に示される「組織が目指す姿」と言えます。このような目に見える表層に現れる観察可能なものが人工物で、組織内外の人によって把握されやすいものでもあります。 2. 表明された価値(Values) 組織文化の一番外側の層の人工物の内側には「表明された価値」が存在します。ここには、組織が公式あるいは非公式に認める理念、価値観、哲学、行動規範、評価指針などが含まれます。例えば「顧客満足を最優先する」「チームで解決策を考える風土を育む」といった価値観や標語、リーダーが折に触れてメンバーに語る言葉などがここに含まれます。この「表明された価値」のレベルは、経営者や人事担当者が比較的コントロールしやすい領域です。研修

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ローカルベンチマーク(ロカベン)とは?融資や支援を受ける際の金融機関などとのコミュニケーションに役立つツールを徹底解説

ローカルベンチマーク(ロカベン)とは ローカルベンチマーク(以下、ロカベン)は、会社や事業の「見えない資産」を把握するのにとても有効なツールです。「見えない資産」は、企業の内部の経営者にとって自覚しづらく、さらに金融機関や支援機関、自治体など企業の外部の関係者にとっては、なおのこと見えづらく、伝わりづらいものです。 これらの外部の利害関係者と企業との対話を深めるためのツールとして、ローカルベンチマークは経済産業省が提供するフレームワークです。「財務内容」と「非財務内容」を体系的に整理することで、売上高や英領利益など財務諸表に記載される財務指標による評価をするだけではなく、数字には表れない企業が抱える強みや潜在的な成長機会を洗い出すことができます。 ロカベンは、地域金融機関と中小企業の間の「情報の非対称性」を緩和する役割を担います。企業側にとっては、自社の強み・課題を客観的に把握し、経営改善や成長戦略の策定に活用する機会となり、金融機関や支援機関にとっては、企業の状況を正確に把握し、事業性評価や実効性の高い伴走支援のきっかけになるものです。 誕生の背景 日本の地方経済は、人口減少や産業構造の変化、グローバル競争の激化といった課題に直面しています。地域の中核を担う中小企業が持続的に成長していくためには、金融機関や支援団体、自治体などとの対話を通じた経営改善や事業モデル変革が不可欠です。実際、各地域には支援団体や、支援制度、様々な中小企業支援のネットワークがあります。現状は、中小企業の経営者は本業に忙しいこともあり、これらの地域の支援を十分に受けられていません。その理由としてこれらの支援を知らないこともありますが、知っていてもうまくコミュニケーションを取れていないこともあります。 従来は主に「直近期の財務指標」に偏った評価や支援が行われがちで、企業側の潜在的な成長力や強みが十分に引き出されないケースもありました。このような状況だと、いくら熱心に経営者が金融機関や支援機関の担当者に自社の強みや今後の展望を話したところで、伝わらず、徒労を感じます。理解しようとしない担当者に対し、反感を感じ、二度と相談するかと思ってしまうこともあるでしょう。こうした状況を打開するために生まれたのがロカベンです。企業と金融機関・支援機関が共通のフレームワークで経営情報を整理・共有することで、よ

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「人時生産性」とは何か?ビジネス環境が求める新たな生産性指標を徹底解説

第1章:人時生産性とは何か 1-1. 人時生産性の定義 「人時生産性」とは、生産性を示す指標の1つです。生産性とは、「成果物(付加価値、売上、利益など)」と、その成果物を獲得するために「投入された経営資源の量(労働時間、資本、原材料など)」の比率で表されます。投入された経営資源をインプット、それをもとに事業を運営して得られた成果をアウトプットとすると、 【 生産性 = アウトプット ÷ インプット 】 で表されます。生産性が高いということは、少ない資源(インプット)で多くの成果(アウトプット)が得られている状態です。生産性は企業の業績を左右する重要な指標のひとつといえるでしょう。 生産性には、従業員一人ひとりによって生み出される付加価値に着目した「労働生産性」や、事業の元手となる資本の活用度に着目した「資本生産性」などがありますが、近年注目されているのが「人時生産性」です。人時生産性は労働生産性の一種で、従業員の時間あたりの生産性に着目した指標です。「従業員の労働時間」をインプット、「粗利額」をアウトプットとし、その比率で表されます。 1-2. 人時生産性の計算方法 人時とは、「1人で、1時間かかる作業量」のことを指します。たとえば、1人で1時間かかる作業は1人時、2人で1時間かかる作業は2人時となります。人時生産性は、この人時あたりの粗利益額を表すもので、従業員の平均的な単位時間あたりの作業量を示すものです。 具体的には、以下の計算式で算出します。 【 人時生産性 = 粗利益額 ÷ 総労働時間 】 第2章:人時生産性が注目される背景 2-1. 労働生産性から人時生産性へ 人時生産性と類似する指標に、労働生産性があります。労働生産性は、 【 労働生産性 = 付加価値額  ÷  労働投入量(労働者数または総労働時間) 】 で計算できます。付加価値額の算出方法にはいくつか種類がありますが、粗利益額もその1つです。労働投入量には労働者数を用いることが多く、その場合は「労働者1人当たりの生産性」として算出されます。 労働力に着目した生産性の指標として、これまでは労働生産性を用いることが一般的でした。しかし、働き方改革や雇用環境の変化を受け、従業員の働き方や雇用形態、労働時間が多様化している中で、労働者1人あたりで評価する労働生産性より、単位時間あたりで評価する人時生産性の

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中小企業の新入社員定着を促進するためのマネジメント戦略

外部から、中小企業の従業員の定着(離職防止)を支援することがあります。様々な調査で確かなマネジメントスキルを持った中間管理職のニーズが高いことが示されていますが、マネジメントスキルの高い中間管理職を採用しても離職防止に繋がらないことがおおくあります。じつは、マネジメントの問題は、マネジメントスキルの高低以外にもっと大切な視点があるのです。この記事ではその視点についてお伝えします。 離職が多い中小企業の特徴は、「マネジメントが不在」 新入社員の早期離職が多い中小企業では、管理者のマネジメントスキルが低いというより、そもそもマネジメントがない会社が多いです。 新入社員の定着に関する責任者がおらず、新入社員の定着のための仕組みがありません。仕組みもなければと担当者もいないため、マネジメントも当然存在しないわけです。 名目的な担当者や仕組が存在することはありますが、実質的な担当者や仕組が存在していません。 離職を防止させる仕組みとは 新入社員は、放っておいて勝手に会社に適応するわけではありません。子どもが新しい学校に入学するときと同じで、新しい環境に身を置くときは、個人差はあれど皆不安を感じるものです。自分が無能だと思われないか、嫌な奴だと思われないか、など様々な不安を感じています。 これらの不安を過度に大きくさせずに、段階的に適応していくような仕組みが離職を防止させる仕組みです。オンボーディングなどと呼ばれ、新入社員の育成と適応を促す取り組みの仕組化に積極的に取り組む企業も多いです。 離職が多い中小企業の特徴は、「マネジメントしすぎ」 一方、マネジメントしすぎなことで、従業員の離職につながっている会社も見られます。研修が多く、社内でのアンケートやサーベイも実施され、上司との面談もあります。日報を書いたり、外部のコーチからコーチングを受けたり、様々な施策を導入している企業もあります。 従業員に細かく指示を与えるマイクロマネジメントは良くないということはよく知られていますが、人事制度が多すぎ、従業員との公式なコミュニケーションの場が多すぎるのも問題です。 新卒から入社した社員はそれが当たり前に感じるので良いのですが、中途社員はとても窮屈に感じ、早期離職の原因となっているとみられる事例を見ます。 マネジメントは質の向上より、まずは適切なバランスを 管理者のマネジメントの能力を

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就活の面接に非常に有効なエピソードトークの作り方と伝え方

就職活動の面接でのエピソードトークをどうやって作ったらいいか悩んでいませんか? 面接にとても役立つエピソードトークは作り方を知れば、簡単に作ることができます。 この記事では、エピソードトークを作る具体的な方法をお伝えします。 記事を読み終えると、エピソードトークの作り方がよくわかるようになるでしょう。 面接で使えるエピソードの探し方 就職活動における面接で、問われることは大きく2つです。 あなたがどういう人間か(自己PR)とあなたの志望動機です。どちらでもエピソードトークは有用です。 自己PRで使えるエピソードの探し方は、あなたの経験の中から、何か成し遂げたことを探します。 ここでのポイントは、成し遂げたことは凄いことではなくても大丈夫だということです。 例えば、全然ダメだったことが、3ヶ月でなんとか人並みにできるようになったのでも立派なエピソードの種になります。 つまり、大切なのは、ギャップです。 例えば、勉強だったら、苦手科目でいつも平均点より20点も低い点数を取っていたのが、たった半年で平均点以上の点をコンスタントに取れるようになったとかでも大丈夫なわけです。 部活動なら、補欠だったのが試合に出れるようになったでもいいですし、バイトなら最初は全然できなかったのが、周りにも頼りにされるようになり、社員に褒められたととかでいいでしょう。 何か大きなことを達成しているならそれに越したことはないですが、そうではなくてもギャップがあれば、十分価値のあるエピソードになるでしょう。 そのようなエピソードを探してください。志望動機のエピソードも同じで何か成し遂げたことが良いです。 何かを成し遂げるには、何がしらかの行動(努力)が必要です。 その行動を「なぜ」したのか、できたのか、というところにあなたの動機があるはずです。 そのような過去の行動の動機を、入社の志望動機とリンクさせれば説得力がありませんか? つまり、まずは何か成し遂げたこと、ギャップのあるエピソードを自分の過去の経験から、探してみてください。 ただ、絶対に、創作はいけません。創作だとたとえバレなくても、創作したエピソードは細部のリアリティがなく、伝える熱もこもらず、伝わらないし、面白くないエピソードになります。 もし、入社できても、そのエピソードの件を面接を担当していただいた上司に言及された時に、また嘘をつかな

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ブログ記事などのコンテンツマーケティングを実施する際の3つのコツ

いま注目されているコンテンツマーケティングには、成果を大きく左右するコツがあります。 コンテンツマーケティングは、費用があまりかからず、効果が長続きするというメリットがあります。 一方で、手間がかかったり、効果が出るまで時間がかかったりするというデメリットがあります。 始めるのは簡単なので、導入している企業は多いですが、手間がかかるわりに効果が出ず、止めてしまっている企業も多いのが実態です。 しかし、コツを外さずに実施すれば、そのうち必ず効果が出始め、効果を実感していただけます。 この記事では、そのインターネット上でのコンテンツマーケティングにおいて、効果を出すコツについて解説します。 記事を読み終えると、コンテンツマーケティングにおけるコンテンツ作成についての理解を深めていただけるでしょう。 消費者の知りたい情報を伝える あなたは、購買活動を行う際に、どういった情報収集を行いますか? 例えば、あなたが家を買おうとしているとしています。 戸建住宅にするか、分譲マンションにするか 新築にするか、中古にするか 価格の相場は? 人気のエリアは? 家を買うことの問題点は? 人気の施工会社ランキング など、色々調べるのではないでしょうか? つまり、これが、消費者の知りたい情報です。 コンテンツマーケティングで、発信すべき情報は、消費者の知りたい情報です。 あなたが消費者側の時に知りたい情報を考えると、どういう情報を発信すべきかがお分かりになられると思います。 それを、HPのコンテンツ、ブログ、動画などで伝えていくのです。 にもかかわらず、発信されていて非常によく見るコンテンツは、企業が発信したい情報です。 新製品・新サービスの情報だったり、会社の理念についての情報だったり、なにか賞をもらったりした情報だったり、これらは会社が伝えたい情報です。 すでに会社のファンになっている人にはいいかもしれませんが、ファンではない人は興味を持たないでしょう。 また、もっとすごいのが、ラーメンを食べたとか、大掃除をしたとか、スタッフの私生活についての情報を掲載している企業があります。 さて、あなたは、そのようなコンテンツをしっかり読んだことはありますか? きっと、ないと思います。私は、ないです。 なぜ、そういった情報を見ないかといえば、そんなものを見ているほど暇ではないからです。 とにかく消

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