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中小企業診断士試験の試験対策を効率的に進める3つのコツ

中小企業診断士試験は、試験範囲が広いからこそ、効率的に学習することが非常に大切です。

実は、効率的に学習するには、鉄則ともいえる勉強の方法があります。効果は折り紙つきです。

私が、資格学校で勤務していた時に編み出したメソッドで、私自身この勉強方法を使って、13か月の学習期間で、仕事しながらの独学で、ストレート合格できました。

この記事では、その効率的に学習をすすめるコツについて解説します。

この記事を読み終えると、資格試験の学習の効率的な進め方をご理解いただけるでしょう。

  自己投資(中小企業診断士)

頻出論点に集中し、必要以上に手を広げない

1つ目のコツは、「頻出論点に集中すること」です。

中小企業診断士試験では、経営に関する知識が、広く様々な領域にわたって出題されます。

経営戦略に関するものだけではなく、会計やIT、法律や政策まで、広く出題されます。

中小企業診断士の試験が難しい要因は、試験の問題が難しいというのではなく、試験範囲が広いのが原因です。

そのため、勉強の手を広げすぎずに、頻出論点を中心に学習するというのが大切です。

私は、13か月の独学で、一度も資格学校に通わずに合格できました。

学習は市販の本を繰り返し繰り返し学習するという方法です。それ以上に手を広げて学習はしておりません。

使用した書籍は以下に具体的にお伝えします。

私が使用したものは、すべて2019年度版でした。古くて見つからないものがあったので、リンクは異なる年度のものもあります。もし、活用される場合は年度をお間違えないようにしてください。

<1次試験対策>

中小企業診断士 最速合格のための スピードテキスト TAC中小企業診断士講座(著)


中小企業診断士 最速合格のための スピード問題集 TAC中小企業診断士講座(著)


中小企業診断士 最速合格のための 第1次試験過去問題集 TAC中小企業診断士講座(著)


(これらを7科目分で、計21冊)

<2次試験対策>

ふぞろいな合格答案 ふぞろいな合格答案プロジェクトチーム(著)


中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ


事例IV(財務・会計)の全知識&全ノウハウ


30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集


中小企業診断士 第2次試験過去問題集


(2次試験はこの5冊だけ)

これだけで、1次試験の得点率は67.5%(※1次試験の結果は自己採点)、2次試験の得点率は62.5%でした。振り返って考えますと、これだけで本当に十分だと考えています。

TACのスピードテキストシリーズは、頻出論点を中心に構成されています。

これだけで1次試験は十分です。大切なのは、同じテキストを繰り返し使用して、頻出論点の完成度を高めることです。

完成度を高めるというのは、理解度を高めることです。

1次試験は選択肢から最も適切な選択肢や最も不適切な選択肢を選ぶ問題が出題されます。

各論点において理解が深まっていると正誤判定ができます。

しかし、理解をせずに知識の丸暗記だと正誤判定ができません。

頻出論点については、確実に理解し正答できるようにトレーニングするのが大切です。とにかく頻出論点からマスターしていきます。

理解度の確認としては、過去問を解いて正答できるかどうかも有効すが、誰かに説明できるかどうかも有効です。

例えば、コストリーダーシップ戦略とはどういうものか?というのを第三者に説明するという設定で、30秒で説明できるかどうか、やってみてください。

意外と難しいことに気づくはずです。言葉が出てこないということは、理解が弱いと考えていただいて良いと思います。

仕事からの帰り道、お風呂に入っているとき、寝る前など、、その日に学習した論点を頭の中で説明してみましょう。

理解が弱いなら該当箇所をテキストで確認してみてください。この取り組みは非常に有効です。

とにかく、中小企業診断士試験の試験対策としては、市販のテキスト以上の学習は不要です。副読本は不要です。

学ぶテキストと問題集を決め、そのテキストと問題集を繰り返し学び、完成度を高めましょう。


短期間に反復して、脳に定着させる

2つ目のコツは、「短期間に反復すること」です。エビングハウスの忘却曲線をご存知でしょうか?

人がどれだけ忘れやすいかということを示した実験です。

興味のある方は検索してみてください。

このエビングハウスの忘却曲線は、大切なことを示唆しています。

それは、24時間以内に復習すると、ぐっと記憶が定着し、さらに1週間以内にまた復習すると、かなり記憶が定着するということです。

つまり、「昨日やったことを今日もやる」ということが記憶の定着の観点で非常に有効な手法です。

しかし、これをなかなか多くの人がやりません。一方、よく実施している方が多い方法が段階的に学習していく方法です。

例えば、300ページのテキストを勉強する場合、1日目は1~20Pをじっくり読む。

2日目は21~40Pをじっくり読む。

3日目は41~60Pという感じで、15日間でテキストを読破して、16日目から問題演習に入るという学習です。

16日目に1日目にテキストで読んだ論点を問題演習します。すると、全然覚えていないことに愕然としながら、勉強するのが嫌になってしまうことがあります。

資格試験の勉強で、一番の敵は、やったことを忘れてしまうことです。

これを防ぐのが短期間の学習です。

私は、少なくても3日連続、できれば7日連続で同じことを学習する方法が非常に効率的だと考えています。

例えば、1日目は、1~60Pぐらいまでの範囲を進めます。

テキストを読むのも問題を解くのでも一気に60ページぐらいは進めて、それから毎日、「テキストを読む」「問題を解く」「過去問を解く」などやることを変えながら、同じ論点を短期間に繰り返します。

具体的な流れについては後述いたします。

当然、最初はいきなり1~60P一気に進めても全然理解も記憶も追いつかないでしょう。

問題を解こうとしても解けないでしょう。気にせず、サラーと進めてください。

なんとなく、何を言っているかを抑えていけば大丈夫です。

問題を解き、解説を読み、またテキストを読みと繰り返していくうちに理解は深まります。

また短期間に何度も接していると覚えようとしなくても自然と記憶していきます。

例えば、仕事で覚えた知識は、特に頑張って覚えようとしなくても自然と覚えていたことが多いかと思います。

しかも、忘れることはないでしょう。これが反復の力です。

短期間に一気に反復させて脳に定着させれば、忘れづらくなります。

やっては忘れて、やっては忘れて、が格段に減るので、非常に効率的になるとともに、勉強のストレスも減ります。

鉄は熱いうちに打てといいますが、昨日やったことを今日もやる(復習する)というのは、学習の鉄則ですのでぜひやってみてください。


アウトプット中心の学習

3つ目のコツは、「アウトプット中心の学習」です。

勉強というと知識をインプットするインプット中心の学習をされる方が多いです。

まだ、問題を解ける段階ではないと考え、なかなか過去問などを解かない人もおられます。

しかし、試験で問われるのは知識の総量ではなく、得点です。

試験で得点につなげるということが大切です。

インプット中心で、アウトプットのトレーニングが不足していると、知識はあるのに点数に繋がらないという、非常にしんどい状況になります。

アウトプット中心にすると非常に効率的に学習が進捗しますので、ぜひやってみてください。

アウトプット中心の学習とはどういったものかを、以下に具体的にお伝えします。

【アウトプット中心の学習の進め方の事例】
1日目:まず問題集を開き、テキストで対応箇所を読みながら、問題を解く。問題を解いた後は、解説を読む
2日目:1日目の解いた範囲までテキストを読む
3日目:問題集で1日目と同じ問題を解く。わからないときはテキストを読む。難しかった問題はテキストを読む
4日目:1日目に解いた論点の過去問を解く。難しかった問題はその論点のテキストを読む
5日目:1日目の解いた範囲までテキストを読む。3日目の難しかった問題を解く
6日目:問題集で1日目と同じ問題を解く

このようにアウトプットしてから、インプットをします。

先述しましたが、短期間で同じ論点に何度も接します。

そうするとどんどん習熟が深まっていくのをご実感いただけるはずです。

できるようになる、解けるようになるという実感があり、勉強するのが楽しくなります。

また問題を解くコツや何を抑えればいいかも、アウトプットを繰り返すことにより理解できます。

アウトプットのスキルが上がることで、得点できる自信もでてきます。

アウトプット中心の学習を行うと、効率的に学習できるだけでなく、心理的にも良い影響があるのです。


ブログのまとめ

まとめ:中小企業診断士試験の試験対策を効率的に進める3つのコツ

中小企業診断士試験の試験対策を効率的に進める3つのコツについて解説をしました。

この記事の内容をまとめると下記です。
・頻出論点に集中するのが大切。副読本は不要、テキストと問題集と過去問だけを繰り返し学習すればよい

・連続して同じ部分を学習することで、記憶が定着し、学習効率は格段に上がる

・問題を解くというアウトプットを学習の中心に据えると、学習量と得点がリンクする

今回は中小企業診断士試験の効率的な学習のコツをお伝えしました。

実は、これはどんな資格試験の勉強も同じです。効率的な学習の鉄則だと考えています。

働きながら勉強される方も多いですが、限られた時間の中で効率的に学習することが非常に大切です。

あなたに合いそうな勉強法があったなら、是非取り入れてみてください。

記事をご覧いただき、ありがとうございました。
  

この記事を書いた人
木下洋平

経営コンサルタント・研修講師
「ヒトが育つチームづくり」をはじめとした、人材育成と組織開発を得意としています
(保有資格)中小企業診断士・キャリアコンサルタント

投稿日 2021年5月15日

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