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ロジカルシンキング能力が高まる、簡単に始められる3つの思考習慣

ロジカルシンキングの能力を向上させたいと思うことはありませんか?

実は、簡単に始められ、自然とロジカルシンキングの能力を高められる思考の習慣があります。

この記事では、その簡単に始められる思考習慣の3つをご紹介します。

記事を読み終えると、すぐに始められる思考のしかたをご理解いただけるでしょう。



  ロジカルシンキングの基礎となる思考習慣

事実と主観を分離する

ロジカルシンキングがなぜ大切なのかというと、人を動かすためというのが、1つの大切な理由です。

仕事をする上では、人を動かす、人に動いてもらうことが必須です。

相手に、納得感や説得力のあるメッセージを送るために、ロジカルシンキングは役に立ちます。

これまで、あなたは相手の言っていることが納得できないと感じたことはありませんか?

では、その時は相手のメッセージはどういったものだったでしょうか?よくあるのが、その人の主観や思いこみでしかないケースです。

根拠のない思いこみを伝えてところで、多くの場合は、相手にしてもらえないでしょう。

そうならないように、ロジカルシンキングが役に立ちます。

ロジカルシンキングと聞くと、何かすごい難しそうに感じる方もいらっしゃるかもしれません。

奥が深いものではあるのですが、簡単な思考習慣を始めることで、ロジカルシンキングのコツが身に付きます。

その思考習慣の第一歩は、「事実と主観を分離する」ということです。

事実と主観の違いは、客観性があるかどうかです。事実は、客観性があり、多くの人に当てはまります。

主観は、客観性がなく、多くの人に当てはまらないことが多いです。

そして、主観をまるで事実のように話している人をよく見ます。これは、話している本人もよくわからないのです。

自分が感じているだけなのに、まるで世界の真理のように、だれもが同じことを感じているのだという状態です。

こんな場面に心当たりがあるでしょう。「〇〇だとみんな言ってます」と言われ、「みんなって誰ですか?」と聞くと、大抵2~3人で、ひどい時は1人の時があります。

人はどうしても自分の考えや感じていることは、他の人も同じだと勘違いしてしまいがちです。

自分の主観にしかすぎないのに、その範囲を広げて誰しもがそうであると考えてしまいがちなのです。

ただの主観なのか、それとも事実なのか、これを意識して区別するところから始めましょう。

具体的には、人との話を聞くときは、耳に入ってくる情報の何が事実か、何がその人の主観かを区別しながら聞きます。

また自分が誰かに意見を伝えるときには、主観パートと事実パートを明確にしっかりと分けるようにしましょう。

この伝えるときの主観の事実の分離については、このあと詳しくお伝えします。

何が事実か、何が主観を、はっきりと区別できるところから、ロジカルシンキングは始まります。

主張には、根拠をつける

あなたが誰かに伝える主張は、あなたが考えたことの結果です。

そしてその結果は、主観です。主観だけだと人は納得しづらいので、主張(結論)には、根拠をつける必要があります。

納得感が持てない話は、主張だけで根拠がなかったり、根拠はあるけれどその人の思い込み(主観)だったりします。

つまり、根拠は、できるだけ事実に基づいて伝える必要があるのです。

そして、前述しましたが、この主観と事実は明確にわけましょう。

例えば、「〇〇するのがよいかと思います。(主観)なぜなら、△△だからです。(事実)」とか、「△△なので(事実)、〇〇が良いでしょう。(主観)」といったようにします。

根拠としての事実を常につけるようにするのです。

人の話を聞くときに、その人の主張には根拠があるか?、根拠は事実に基づいているか?と意識して聞いてみてください。

驚くぐらい、事実に基づいた根拠のない主張が多いことに気づくはずです。

そして、自分が誰かにメッセージを伝えるときには、事実に基づいた根拠をつけられるように、根拠を考えてみてください。

最初は、なかなか根拠を考えるのが大変なはずです。

また、言い切れるかどうかも不安になるはずです。

いきなり事実に基づいた根拠をしっかりつけて、説得力のある話ができなくても大丈夫です。

ただ、根拠を考える習慣が身に着けば、次第に事実に基づいた根拠が思いつくようになっていきます。

また、次に要注意なのは、主張と根拠の関係性です。

事実に基づいた根拠を提示できても、それが主張と論理的に整合性が取れていないと根拠として機能しません。

たとえば、「空が黒い雲におおわれている(事実)」、だから、「雨が振りそうだから傘を持っていくのが良いだろう(主張)」というのは、論理的に整合性が取れていそうですね。

「空が黒い雲におおわれている(事実)」、だから、「電車が混みそうだから今日はいつもより早く家を出るのがいいだろう(主張)」というのは、どうでしょうか?

繋がりに整合性があるかどうかよくわからなくはないでしょうか?もしかしたら、その人の経験則から導き出されていることかもしれません。

でも、はっきりとその繋がりが見えてこないでしょう。

実は、はっきりと間違いであるとわかるケースは少ないです。

なんとなく正しそうなことが多くて、うっかり流してしまいがちです。

それを本当かな?と足を止めて、考えられるかどうかが肝になってきます。

論理的に整合性があるかどうかを考えるというのは、次の段階なので、まずは、主張には結論をつける、結論は事実に基づいたものとする、というところから思考の習慣を身に着けていきましょう。


視点を高くする


論理的な整合性を検討するという点で欠かせないのが、様々な角度から物事を見て検討するということです。

なぜ、様々な角度から物事を見る必要があるかといえば、それは、人には盲点があるからです。

例えば、「人は2本足で歩く(事実)」⇒「パウエル君は2本足で歩く」⇒「パウエル君は人である(結論)」という説で考えてみましょう。

一見正しそうですが、実は、パウエル君はサルでした。

これは、サルが2本足で歩くということが盲点になっていた(検討されていなかった)ことによって導き出されて結論でした。

このように、事実の一部しか見ずに思考をすると、見当外れの結果に辿り着くことがよくあります。

しかも、質が悪いのが、一見正しそうに見えるのです。

ロジカルシンキングをするときには、常に前提となる事実に抜け漏れがないかに注意しなければいけないのです。

様々な角度から物事を見れることで、抜け漏れに気づきやすくなります。

その力を養うための思考習慣として、高い視点(鳥の目)と低い視点(虫の目)の双方で物事を見れることが大切です。

例えば、会社のなかでは、往々にして職位が高い人の方が高い視点では広く物事を見ています。

往々にして、会社の社長は、会社全体を見ているのはもちろん、それだけではなく、業界の動向、社会の動向を見ています。

一方で、新入社員はそうではありません。

社会の動向とか、業界の動向とかは気にしておらず、目の前の業務や目の前のお客さんに集中していることが多いでしょう。

視点が高くなれば、広くざっくりと全体見れます。視点が低くなれば、狭く具体的に個別の事柄を見ることができます。

どちらの視点でも物事をみれるようになることが大切です。盲点を減らすという意味では、視点を高くする必要があります。

多くの人は、視点を高くし、抽象的に物事を捉えることが苦手です。これはなぜかというと、これまでにそのようなものの見方をしたことがあまりないからです。

実際に視点を高くしたり、低くしたりしながら物事を見ることに慣れてくると、意識せずともそのように見ることができますし、もっと視点を高くできないかということ検討することもできるようになってきます。

まずは、できる範囲でより高い視点で物事を見てみようとしてみましょう。

例えば、成果を出している先輩の視点で、課長や部長の視点で、役員の視点で、物事を見てみようとします。

難しい場合は、先輩や課長や部長や役員の発言を聞く際に、同じものを見ていても捉えているものが自分とどう違うかを意識して聞いてみてください。

例えば、コロナウィルスが蔓延したという状況に対して、何を考え、何を感じているかを注意して聞いてみてください。

あなたが考えていたことと、異なることが出てくると思います。

そのあなたになかった考えに、どうやってその人が辿り着いたかを考えてみるのです。

あなたに見えていない何かがその人には見えているかもしれません。

盲点に気づくと視点が引きあがるような感覚を感じることがあります。

そのような経験を繰り返していくと高い視点で物事を見ることができるようになります。

まずは、高い視点と低い視点があることをご理解いただき、自分の視点を意識的に高くしようと考えてみるところから始めてみましょう。

ブログのまとめ

まとめ:ロジカルシンキング能力が高まる、簡単に始められる3つの思考習慣

この記事の内容をまとめますと、

・第1段階として、何が事実か、何が主観を、はっきりと区別する

・次に、主張には、事実に基づいた根拠をつける

・より広く全体を見るために、意識して視点を高くする

という3つ点をお伝えしました。

人の話を聞くとき、人に話をするとき、この3つの思考を行うことができれば、ロジカルシンキングの能力は目に見えて向上します。

そして、あなたの視野が広がり、様々なことに今よりもっと気づけるようになります。

まずは、何が事実か何が主観かを区別するところから始めてみてください。

この記事を書いた人
木下洋平

経営コンサルタント・研修講師
「ヒトが育つチームづくり」をはじめとした、人材育成と組織開発を得意としています
(保有資格)中小企業診断士・キャリアコンサルタント

投稿日 2021年3月07日

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