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財務情報だけではなく、非財務情報を評価しての融資(事業性評価)に便利なツールであるローカルベンチマークの解説

金融機関への融資や補助金の申請など、社外の人にあなたの会社の状況をうまく伝える方法について悩んでいませんか?

実は、財務情報だけではなく、非財務情報をもとに、将来性を評価してもらい(事業性評価)、融資を受けやすくなるのに活用できるツールがあるのです。

それは、ローカルベンチマーク(通称:ロカベン)と呼ばれる経済産業省の管轄の国のツールで、誰でも、無料で、何度でも使えます。

この記事では、融資や補助金にもつかえる会社の非財務情報を分析できるロカベンという便利なツールについて紹介します。

記事を読み終えると、ロカベンの使い方や効果が理解できるようになるでしょう。


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ローカルベンチマークとは

ローカルベンチマーク(以下、ロカベン)とは、企業の経営状態を把握するツールです。

企業の経営状態を表すものとして、財務情報と非財務情報があります。

ロカベンは、非財務情報により焦点を当てます。

つまり、数値では現れない、企業の強みや将来の可能性などを明確にするツールです。

企業の経営者と経営コンサルタントなどの支援者、金融機関などが対話によって、非財務情報を引き出すための共通ツールです。(経営者1人で使うこともできます)

国のツールで、無料で、誰でも、いつでも、何度でも、利用できます。下記の経済産業省のページからダウンロードできます。
ローカルベンチマークのダウンロードは、こちら

ロカベンを使用した企業のアンケートからは、

「自社の経営分析・把握ができた」
「補助金や助成金の申請に活用できた」
「より詳細な経営分析を行うきっかけになった」
「事業計画の作成につながった」
「自社のビジョン構築に役立った」

などの効果が実感されたと出ています。

このように、本来期待できる経営状態を分析すること以外にも、効果があるという声があります。

対外的な効果と対内的な効果がありますので、以下ににそれぞれ見ていきましょう。


ロカベンの対外的効果

実際にロカベンに取り組んだ企業が実感した対外的効果として、以下が上がっています。

金融機関との信頼関係の構築に役立ち、融資と本業支援が受けられた
金融機関との対話や資金調達の交渉が円滑に進んだ
補助金の申請をする際に添付資料として提出したら、評価された

このように融資や補助金など、資金繰りに効果があったという声が出ています。

金融機関は、事業性評価に基づく融資の促進を行っています。

事業性評価とは、企業の経営状態の評価を、売上や利益、現預金残高などの財務情報だけに依らない評価です。

つまり、非財務情報に基づいた将来性などを融資判断に含めるということです。

この金融機関が促進しようとしている事業性評価にもとづく融資と、非財務情報に焦点を当てているロカベンは相性がとても良いです。

ロカベンを作成することで、金融機関にあなたの会社の非財務情報を伝えることができ、評価されるのです。

補助金に関しても同様です。

ロカベンは全国の金融機関において認知度94%(経済産業省:ローカルベンチマークガイドブックより)であり、定型のフォーマットで金融機関側も理解しやすいことから、非財務情報を伝えるコミュニケーションツールとして非常に有効なのです。


ロカベンの対内的効果

実際にロカベンに取り組んだ企業が実感した対内的効果として、以下が上がっています。

将来ビジョンを見える化することにつながり、団結力が増した。
部署間の交流が活発になり、いろいろな問題を自分ごととして捉えるようになった。
社員のモチベーション向上につながり、自主性が高まりました。

経営者だけでロカベンを使用するのではなく、社員を含めてワークで実施すると上記のような効果が期待できます。

会社のミッションやビジョンが社員に浸透していなかったり、自社の強みがよくわかっていなかったりすることもよくあります。

改めてロカベンを使い、客観視することで、経営陣と社員ともに会社の強みや方向性に対しての理解が深まっていきます。

それによって、社員のパフォーマンスやモチベーションの向上につながるのです。


ブログのまとめ

まとめ:財務情報だけではなく、非財務情報を評価しての融資(事業性評価)に便利なツールであるローカルベンチマークの解説

財務情報だけではなく、非財務情報を評価しての融資(事業性評価)に便利なツールであるローカルベンチマークをご紹介しました。

この記事の内容をまとめると下記です。
・ロカベンは、企業の経営者や支援者、金融機関などが対話によって、非財務情報を引き出すための共通ツール

・事業性評価にもとづく融資と、非財務情報に焦点を当てているロカベンは相性がとても良い

・ロカベンを使い、客観視することで、経営陣と社員ともに会社の強みや方向性に対しての理解が深まる

ロカベンは、一度作ると融資や補助金など、利害関係者とのコミュニケーションに有用です。

無料で、手軽に使えます。エクセルシートへの入力なので、それほど抵抗感なく使うことができます。

ご興味を持って下さった方は、ぜひダウンロードして試してみてください。
  

この記事を書いた人
木下洋平

経営コンサルタント・研修講師
「ヒトが育つチームづくり」をはじめとした、人材育成と組織開発を得意としています
(保有資格)中小企業診断士・キャリアコンサルタント

投稿日 2021年5月24日

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